地下鉄銀座線浅草駅の北東、徒歩6分、浅草寺の東にある。公園は道路をはさんで南北に分かれている。約5200平方メートルの広さで、南側は広場になっており、北側の園内には「姥ガ池旧跡の碑」や助六役市川団十郎(9世)が建てた「助六の碑」がある。 かつてこの地には姥ガ池という大きな池があったが、明治24年(1891年)に埋め立てられて、今はない。この池には、江戸時代に旅人に宿を貸してその旅人を打ち殺し、身ぐるみをはぎ取っていたが、最後には娘を殺してしまい、浅草観音に済度されるという物語の姥ガ池伝説が残されている。 →浅草略図