JR鶯谷駅の西、寛永寺霊園内の東端近くにある。かつては霊園一帯は徳川家の霊廟で、厳有院(4代家綱)と常憲院(5代綱吉)の霊廟があったが、昭和20年(1945年)の空襲でかなりの部分を焼失した。 霊園は戦後一般に開放され、霊園内には焼失を免れた両霊廟の勅額門、水盤舎、宝塔が現存しており、いずれも国の重要文化財に指定されている。 また、 霊園内には4代家綱、5代綱吉、8代吉宗、10代家治、11代家斉、13代家定ら歴代将軍の墓所がある。