地下鉄銀座線田原町駅の北西,徒歩3分。天正19年(1591年)京都東本願寺の教如上人が神田に堂宇を建立し,江戸御坊光端寺と称したのがはじまりと伝えられる。 明暦の大火後,浅草に移った。大正12年(1923年)関東大震災により本堂等を焼失。昭和14年(1939年)に再建されたが、戦災で内部を焼失した。現在の本堂(阿弥陀堂)は昭和35年(1960年)に再建されたもので,壮大なたたずまいが目を奪う。 名称ははじめは浅草本願寺であったが、昭和40年(1965年)に東京本願寺と改称。その後変遷を経て、平成13年(2001年)に現在名称の「浄土真宗東本願寺派本山東本願寺」となった。 関東における浄土真宗の大道場でもある。