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浅草寺

 地下鉄銀座線浅草駅の北西,徒歩5分。推古天皇36年(628年),江戸川で漁をしていた檜前浜成と竹成兄弟の網にかかった観音像を郷司の土師真中知とともに小堂を建てて祭ったのが始まりとされる都内最古の寺。
 江戸時代には徳川幕府の祈願所となり隆盛を誇った。戦災でかなりの被害を受けたが,観音堂(本堂),雷門五重塔などが戦後に再建された。平成21年(2009年)平成22年(2010年)にかけて、屋根の葺き替えなどの「平成本堂大営繕」が行われた。
  仲見世の突き当たりに山門である宝蔵門があり,門を入ると正面に本堂,左側に五重塔がそびえる。
 境内は広く、芭蕉の句「花の雲鐘は上野か浅草か」で知られる弁天山鐘楼,針供養が行われる淡島堂,聖観音菩薩像と十二支生まれ年の守り本尊8体(影向衆)の像を祭る影向堂、室町時代建造の六角堂などが建ち並んでいる。
 このほか,境内には浅草寺本坊の伝法院や小堀遠州作の庭園があるが,公開されてはいない。
 毎年7月9日と10日に境内で開かれる「ほおずき市」は江戸の夏の情緒を今に伝える行事としてよく知られ、浅草寺の行事の中でも特に有名。

浅草略図

Address 東京都台東区浅草2-3-1
Phone 03-3842-0181
URL http://www.senso-ji.jp/
Access 地下鉄銀座線・都営浅草線浅草駅から徒歩5分,東武伊勢崎線浅草駅から徒歩5分
Open 6:00〜17:00(10月〜3月は6:30から)
Close 無休
Fee 無料
   
     
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