願覚寺(こんにゃくえんま)
地下鉄後楽園駅の北、徒歩3分。寛永元年(1624年)、定誉随波上人による創建。境内は広くはないが、本堂、閻魔堂、鐘楼などが建っている。本尊は阿弥陀如来で、閻魔堂には閻魔木造坐像を安置し、「こんにゃくえんま」の別称で信仰を集めている。
「こんにゃくえんま」の由来は、宝暦年間(1751年〜1764年)に眼病を患った一人の老婆が閻魔大王像に祈願したところ、老婆の夢の中に閻魔大王が現れて「満願成就の暁には私の片方の眼をあなたにあげよう」と告げ、老婆の眼はなおったため,老婆は好物の「こんにゃく」を断って、閻魔大王に備え続けたという言い伝えによる。閻魔像の右側の眼が割れて黄色く濁っているのはこのためといわれる。境内には眼病治癒を祈願するたくさんの絵馬がかけられれている。
このほか、境内には歯痛緩和の地蔵として信仰を集める塩地蔵もある。また、鐘楼にある鐘はかつてサイパン島の南洋寺に寄進されて戦後は所在不明になっていたが、その後アメリカで発見されて返還されたという歴史がある。
Address |
東京都文京区小石川2-23-14 |
Phone |
03-3811-4482 |
URL |
http://www.genkakuji.or.jp/ |
Access |
地下鉄丸ノ内線・南北線後楽園駅から徒歩3分、都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅から徒歩3分 |
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