地下鉄南北線東大前駅の東、徒歩2分。寛永7年（1630年）、釈了賢が湯島三組町に一宇を建立したのに始まり、明暦3年（1657年）、現在地に移転したと伝えられる。 寺は関東大震災や第二次世界大戦の戦災を免れ、境内には江戸時代の建築である鐘楼や表門のほか、明治期に再建された本堂や書院など古い木造建築が残されている。 色鮮やかな朱塗りの表門は、幕末の大老酒井雅楽頭（うたのかみ）の屋敷から明治7年（1874年）に移築したもので、文京区の有形文化財に指定されている。
