水稲荷神社
地下鉄東西線早稲田駅の北西，徒歩10分。甘泉園公園の南に隣接している。
天慶4年（941年）、藤原秀郷が冨塚の地に稲荷大神を勧請したのに始まり、はじめは冨塚稲荷と呼ばれた。元禄15年（1702年）、境内から霊水が湧いたことから現在名の水神社と改称した。昭和38年（1963年）には早稲田大学と土地交換を行い、現在地に移った。
神社が富塚にあったころには境内に江戸では一番古いとされる富士講の高田富士塚があったが、移転の際に崩されて、現在は境内に復元された富士塚がある。ふだんは閉鎖されているが、毎年7月に行われる「山開き（高田富士祭）」にはにぎわいを見せる。
また、参道の片隅に堀部安兵衛の碑が建っている。そこは旗本の馬術練習場跡で、堀部安兵衛の18人斬りで有名な高田馬場の決闘が行われた場所でもある。
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