都営地下鉄新宿線曙橋駅の南西、徒歩5分。株式会社週刊釣りニュースが昭和64年(1989年)に本社内に開設した釣りに関する資料館。社屋の改築に伴い平成12年(2000年)に装いを新たにした。 展示室は明るく輝く社屋の1階にあり、室内では週刊釣りニュース創設者の船津重人氏が収集した各種の和竿約150本のほか、魚籠、書籍など釣りに関する資料を展示している。笛巻竿や浮子などは芸術品と呼んでもよさそうな美しさ。現在はカーボンロッドを使う人がほとんどで、伝統的な和竿は次第に姿を消しつつあるが、名工の手による伝統的な釣り具の数々を見ることができる。