JR新大久保駅の西、徒歩1分。大久保通り沿いに建つ大久保の総社。天文2年(1533年)の創建。この地には江戸時代に甲州街道(内藤新宿)の防備なども兼ねて鉄砲百人組同心が駐屯したため、百人町という町の由来となった。 神社はこの鉄砲百人組からの信仰が厚く、そのため命中の確立が高くなるといわれて参拝者を集めることになった。 境内は雑然としていて広くはないが、大久保通りから細い参道を進んだ奥に本殿がある。 現在も宝くじの当選祈願や競馬の勝ち馬祈願などで参詣する人が多い。近年は百人隊行列の祭礼が復活して町を練り歩き、神社では古銃やその関係資料を収集している。