地下鉄南北線白金台駅の北、徒歩10分。閑静な住宅街の中にある。延宝2年(1674年)、上杉弾正大弼定勝の嫡女(長松院松嶺隠之尼禅師)が開基となり、玉舟祖冷を開山として創建されたと伝えられる。 寺は幕末の会津藩家老萱野権兵衛の墓があることで知られる。萱野権兵衛(本名萱野長修)は、会津戦争の責任は藩主ではなく自分にあるとして、主君松平容保を擁護した。その結果、松平容保は助命されたが、萱野は切腹を命じられた。墓地にはほかに米沢藩主上杉家歴代の墓や会津藩士の墓がある。