地下鉄白金高輪駅の東、徒歩8分。三田の寺町の一角にある。僧日桂が元和7年(1621)、麻布狸穴に創建し、寛文元年(1661年)に現在地に移転したと伝えられる。 境内には加賀千代女の有名な俳句「朝顔につるべ取られてもらい水」の句碑があり、その井戸が保存されている。 また、墓所には山内香雪をはじめとする山内家の墓がある。山内香雪は江戸時代後期の書家で、江戸に私塾を開き、中林梧竹ほか多くの門弟を育成し、「幕末の三筆」に数えられた。