お台場

　一般に、港区台場、品川区東八潮、江東区青海地区からなる「13号埋立地」全体をお台場と呼ぶ。
　もともとはペリーの来航と開国要求に脅威を感じ、江戸を防衛するために幕府が洋式の海上砲台を建設したのに始まる。計画では12の砲台を建設する計画であったが、財政難のため第六台場まで完成したところで計画は打ち切られた。
　明治以降は東京市や民間に払い下げられたり、埋め立てられたりして、現在は第三・第六台場が残るのみである。昭和の後半に13号埋め立て地が完成し、この埋め立て地は「お台場」と呼ばれるようになった。
　平成になってレインボーブリッジが竣工して臨海副都心開発が進み、フジテレビが移転してきたのをはじめ、ホテルや企業の進出が相次ぎ、現代的な都市の風景へと一変した。
　フジテレビやホテルのほか、お台場海浜公園、台場公園、デックス東京ビーチ、アクアシティお台場、潮風公園、シンボルプロムナード公園、日本科学未来館、パレットタウン、ダイバーシティ東京、テレコムセンター、船の科学館など魅力のある公園・施設などが多く、東京の新名所としてカップルや若者のグループなどには特に人気があり、訪れる外国人の姿を見かけることも多い。

→お台場・有明略図

(注）「お台場」地区は港区のほかに品川区と江東区にまたがっていますが、港区に掲載しました。

Address	東京都港区台場、品川区東八潮、江東区青海
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Access	りんかい線東京テレポート駅、ゆりかもめお台場海浜公園駅・台場駅・船の科学館駅・テレコムセンター駅・青海駅下車
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