地下鉄白金高輪駅の西、徒歩1分。寛政8年(1631年)、大久保忠教(通称大久保彦左衛門)による創建で、初めは麻布市兵衛町にあったが、火災で焼失したため、彦左衛門の死後、寛文8年(1668年)に現在地に移った。 大久保彦左衛門は江戸前期の旗本で、「天下のご意見番」として有名。徳川家康・秀忠・家光に仕え、戦功とともに奇行で知られる。墓所にはこの彦左衛門の墓のほかに、講談・小説・戯曲中の架空の人物であるとされるが、一心太助の墓がある。 寺は大久保寺とも呼ばれる。