地下鉄高輪台駅の西,徒歩5分。閑静な住宅街のなかにある。荏原製作所の創立者畠山一清氏が収集した茶器を中心に書画、陶磁、漆芸、能装束など東洋の古美術品を展示する博物館で,昭和39年(1964年)に開館した。 建物は畠山氏の発案による和洋を取り入れた鉄筋コンクリート造りで,国宝の「林檎花図」「煙寺晩鐘図」ほか文化的価値の高い美術品を多数収蔵している。2階の展示室には茶室と茶庭が設けられており、静かな雰囲気の中で作品を鑑賞しながら抹茶を楽しめる(茶券400円)。