JR四谷駅を東へ出てすぐ、新宿通りの脇にある。江戸36見附のひとつである四谷門が置かれていたところで、寛永16年(1639年)に築造され、ほかの見附と同様に枡形門があって江戸城の警備に当たっていた。甲州街道はここが起点であった。 枡形門は明治5年(1872年)に取り壊され、明治27年(1894年)に外堀の一部を埋め立て甲武鉄道(現在のJR中央線)四谷駅が開業した。現在はその石垣の一部が残るだけである。