地下鉄桜田門駅の北,すぐ。皇居前広場の南西の隅から霞ヶ関へ通じる城門で,寛文3年(1663年)の建立。枡形門の遺構を完全にとどめている。 大老井伊直弼が登城の途中この桜田門外で水戸・薩摩の浪士らに襲撃された「桜田門外の変」でよく知られている。 関東大震災で破損して大正14年(1926年)に解体修理され、その後も小規模な修理が行われてきた。しかし、経年劣化により門が傾き、東日本大震災では瓦の一部が落ちたため、平成24年(2012年)から平成25年(2013年)にかけて全体的な修理が行われた。